拭き取り化粧水はなぜ良いのか?普通の化粧水との違いについて【セルコンディショニングローション】
2020.7.16 スキンケア

化粧水にも様々な種類がありますが、「拭き取り化粧水」を試したことがある方も多いのではないでしょうか?
拭き取り化粧水は普通の化粧水とは特徴が異なり、得られるメリットも変わります。
そこで今回は、拭き取り化粧水にピックアップし、どのような特徴があるのか詳しくご紹介していきます。
拭き取り化粧水と普通の化粧水は何が違う?
拭き取り化粧水と普通の化粧水はどちらも「化粧水」に分類されるものですが、使用する目的からして違っています。
普通の化粧水は肌を保湿するために使用します。
また、あらかじめ化粧水を肌に浸透させておくことで、その後に使う美容液などのブースターにもなります。
一方、拭き取り化粧水は余計な油分や肌に残っている古い角質などを拭き取るためのものです。
普通の化粧水と同様に保湿成分は含まれているものの、拭き取り用の成分も配合されているため、普通の化粧水の代わりとして使うことはできません。
ただし、使用する流れはどちらも洗顔してからになります。
拭き取り化粧水を使うことで得られるメリット
拭き取り化粧水を使うと、普通の化粧水とは異なるメリットが得られます。
・肌のターンオーバーを促す
年齢を重ねていくうちに、肌が生まれ変わるためのターンオーバー周期が乱れやすくなります。
この周期が乱れてしまうと肌が固くなり、シワやシミ、たるみを生み出す原因となってしまうでしょう。
しかし、拭き取り化粧水で肌に残っている古い角質を取り除けば、新しい肌細胞が表面に出てくるのでターンオーバーが促せます。
同じような効果にピーリングもありますが、拭き取り化粧水はピーリングに比べて刺激が少ないため、肌にかかる負担を軽減しつつターンオーバーも促せるという魅力があるのです。
・すすぎ残しを防げる
洗顔料やフェイスマッサージに使用するクリームをしっかりと洗い流したと思っていても、実際には肌に残っていてスキンケアが細胞の奥へ浸透するのを妨げてしまう可能性があります。
そうなると、きちんとスキンケアを行っているのに効果も半減してしまうでしょう。
また、肌に古いオイルが残ったままになっていると、酸化して老化につながる恐れもあります。
拭き取り化粧水を使い、肌にとって邪魔になっているものを取り除けば、普段のスキンケアでも保湿成分などをしっかりと浸透させられるようになるでしょう。
拭き取り化粧水の正しい使い方
拭き取り化粧水はピーリングに比べて肌への負担は軽減できるものの、全く負担がかからないわけではありません。
そのため、正しく拭き取り化粧水を使用し、肌への負担を極力防ぐことが大切です。
・拭き取り化粧水用のコットンを使用する
拭き取り化粧水を使う時は基本的にコットンに含ませます。
いつも使っているコットンで肌を拭いても良いのですが、できるだけ負担を軽減させたい時は、拭き取り化粧水用の柔らかいコットンを使用しましょう。
・肌をゴシゴシ擦らない
肌に残っている古い角質を取り除こうとして、ゴシゴシと擦るように使ってしまう方もいますが、これでは肌に大きな負担をかけてしまいます。
拭き取り化粧水を使う時は、肌を撫でるように優しく使ってください。
無理に擦らないように注意してください。
・拭き取り化粧水を使ったら十分な保湿を行う
拭き取り化粧水にも保湿成分は含まれていますが、それでも十分な保湿とは言えません。
拭き取った後は必ず保湿を目的とした化粧水などを使い、肌に潤いを与えましょう。
これは、余計な油分が落とされた状態の肌をそのまま放置していると、水分が抜けて乾燥しやすくなったり、乾燥を保護しようと過剰な皮脂が分泌されることでニキビを作ったりしてしまうためです。
拭き取り化粧水を行った後は、丁寧なスキンケアを心掛けてください。
拭き取り化粧水を使用する時に気を付けたいポイント
拭き取り化粧水を使用する場合、いくつか気を付けておきたいポイントがあります。
どのような点に注意すべきなのか、解説していきましょう。
・使用量を減らさない
拭き取り化粧水を使用する時、肌への負担がかかるのではないかと不安になり、使用量を減らしてしまう方がいます。
しかし、肌に負担をかけているのは拭き取り化粧水というより、拭き取る行為が要因です。
そのため、拭き取り化粧水の使用量を減らしても意味はありません。
むしろ量が減ることでコットンと肌に摩擦が生まれやすくなり、より肌への負担が大きくなってしまいます。
・使用頻度
普通の化粧水であれば毎日洗顔後に使用しますが、拭き取り化粧水は古い角質や肌に残った汚れを取り除くものなので、使い過ぎには注意が必要です。
必要な角質まで取り除かれてしまうと肌から水分が抜けやすくなり、乾燥・ゴワつきなどの原因にもなってしまいます。
ただし、拭き取り化粧水には敏感肌の方にも使えるよう調整され、毎日使用できるものもあります。
使用頻度が気になる方は、敏感肌の方でも毎日使用できる拭き取り化粧水を選んでみてください。
今回は拭き取り化粧水についてご紹介してきました。
拭き取り化粧水は普通の化粧水と使い方だけではなく目的も異なるため、「化粧水」と名前はありますが別物として考えておきましょう。
拭き取り化粧水を上手に活用すると、肌の生まれ変わりが促進されたり、スキンケアの成分が浸透しやすくなったりします。
ぜひ上手に使って、美しい素肌を目指してみてください。
















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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。