顎ニキビは疲労の証拠…大人ニキビの場所から分かる内臓の不調
2020.2.29 スキンケア

普段スキンケアに気を付けていても、いつの間にか口周りにニキビができてしまっていた、という経験はないでしょうか?
大人の女性によく見られる顎ニキビは、実は疲労しているという証拠です。
ただ、ニキビは顎だけではなく様々な場所にも作られてしまいます。
そこで今回は、ニキビができる場所ごとに分かる内臓の不調についてご紹介していきましょう。
顔のトラブルは内臓の不調
冬になると顔のトラブルが増えやすいですが、実は気温の寒暖差により内臓にも負担が出やすい時期でもあります。
自律神経のバランスも崩れやすいせいか、血液やリンパの流れが悪くなり気が付いたらニキビや吹き出物が増えているということはよくあるものです。
毎日きちんとケアをしていても内臓の負担が改善されなければ、ニキビなどで表れてしまいます。
ニキビができる場所によってどの内臓に負担がかかっているか判断できるので、ぜひチェックしてみましょう。
・顎やフェイスラインのニキビ
多くの女性に表れやすい顎やフェイスラインのニキビは、腎臓の機能低下が原因として挙げられます。
冷え性や体の疲れ、足のむくみが同時に起きている場合は、腎臓の機能低下によるニキビの可能性が高いでしょう。
顎やフェイスラインにニキビができ始めたら体が疲れている証拠なので、ゆっくり休むようにしましょう。
・口周りのニキビ
口周りのニキビは、胃の機能が低下している証拠です。
食べすぎ、胃もたれなどの要因がニキビを作っている可能性が高く、食べ物による影響が胃の負担につながっています。
食生活が乱れていないか、栄養バランスの悪い食事になっていないかなど、今一度見直してみましょう。
・鼻のニキビ
鼻のニキビは胃の機能低下と肺の機能低下が考えられます。
胃の機能低下が起きていると胃もたれのほか、消化不良を引き起こしている可能性があります。
また、喉の痛みや鼻炎、気管支炎によって肺の機能低下が見られる場合にも鼻にニキビや吹き出物が出やすいです。
・左頬や目のニキビ
左頬や目の周辺にニキビが見られる場合、肝臓や胆のうの機能が低下している可能性があります。
症状としては血行不良や生理不順などが挙げられ、さらに寝不足やストレスといった要因が左頬や目の周辺にニキビ・吹き出物を作ってしまうと考えられます。
・右頬のニキビ
右頬にニキビができたら、肺の機能低下が予想できます。
肺とは関係ないような喉にも痛みが生じてくるので、肺の不調だとは気付きにくいかもしれません。
右頬にニキビが見られるようになったら肺の調子が悪いのではないかと疑ってみましょう。
・眉付近のニキビ
眉付近のニキビは、右頬のニキビ同様に肺の機能が低下していることが考えられます。
喫煙をする人はよく眉下や瞼の上付近にニキビができやすいです。
・眉間のニキビ
眉間にできたニキビや吹き出物は、飲み過ぎや体の冷えによる肺機能の低下が考えられます。
また、心の機能低下も見られる場所であり、気分が落ち込んでいたりストレスを抱えていると、ニキビや吹き出物が表れやすいです。
・おでこ中央部のニキビ
おでこ中央部にニキビができる人は、胃腸が弱っている可能性が高いです。
胃腸が弱ると消化機能の低下により食欲不振になりがちで、さらに消化不良によって体中に栄養素を送ることも難しくなってしまいます。
胃の健康を守るために暴飲暴食は避けるようにすると、ニキビは小さくなり目立たなくなるでしょう。
・おでこの生え際付近のニキビ
おでこの生え際付近にニキビができた場合は、肝機能が低下していると考えられます。
肝臓の炎症を引き起こしやすい状態となっており、肝炎となると肝細胞が壊れていってしまいます。
肝炎の原因には肝炎ウイルスの感染だけではなく、アルコールの摂取量が多いことや肥満などが挙げられます。
おでこの生え際付近にニキビが表れている場合は、飲み過ぎや暴飲暴食に注意した食生活を送りましょう。
炎症を抑えるおすすめの食材
内臓の不調によるニキビや吹き出物だと、外側からのケアで改善できても原因を取り除けていないため再びニキビや吹き出物が表れてしまうでしょう。
そのため、内臓の不調を改善させるために食生活を見直してみてください。
食生活を見直しつつ、ニキビや吹き出物の炎症を抑える食材を取り入れてみましょう。
・トマト
トマトは体に残る余分な熱を取り除き、肝臓の疲れを改善させる作用が期待できます。
・菜の花
菜の花は炎症を抑えるのにもってこいな食材です。
また、血の巡りも良くしてターンオーバーの正常化をサポートしてくれる働きもしてくれます。
・キャベツやブロッコリー、かぶ、大根など
キャベツやブロッコリー、かぶ、大根などは全てアブラナ科に分類されます。
アブラナ科の野菜は炎症を抑える作用や消化を助ける作用も持っているため、胃腸を休ませたい人はアブラナ科の野菜を取り入れてみましょう。
肌の美しさというのは古来から、五臓(肝・心・脾・肺・腎)のバランスが整っていることで理想の肌が手に入るとされています。
ニキビが増えてきたと感じたら、できている場所に注目して機能低下となっている内臓の不調を理解することから始めましょう。
また、内臓の不調を改善させるためには体の内側から改善を促すために食生活の見直しが必要です。
今回ご紹介したおすすめの食材を積極的に取り入れつつ、バランスの良い食事を心掛けましょう。










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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。