実は違っていたかも?改めて自分の肌タイプを調べてみよう
2021.1.25 スキンケア

自分の肌タイプを勘違いしていませんか?
美しい肌は肌タイプに合ったスキンケアから生まれます。
季節によって、または年齢を重ねて女性の肌は変わっていくので、今の自分の肌タイプを確認しておくことが美肌の秘訣です。
今の自分に合ったスキンケア方法を知るためにも、ぜひ肌タイプをセルフチェックする習慣をつけてみてください。
肌タイプは4種類ある
肌タイプは「普通肌」「乾燥肌」「脂性肌」「混合肌」の4種類に分けられます。
セルフチェックの前に、それぞれの特徴を確認してみましょう。
・普通肌
肌の水分量がしっかりあって、皮脂量が丁度よい肌質です。
乾燥肌と脂性肌の中間で、肌の悩みが少ないタイプとなります。
潤いはあるものの、変化しやすい特徴があります。
・乾燥肌
肌の水分量も皮脂量も少ない肌質です。
キメは細かいもののカサつきやすくて、肌荒れしやすいタイプとなります。
・脂性肌
皮脂の分泌量が多くテカリが目立ちやすい肌質です。
肌が厚くなりやすく、毛穴が開きやすい特徴があります。
・混合肌
皮脂の分泌量が多く、肌の水分量が少ない肌質です。
脂っぽいのに角質のバリア機能が弱く、乾燥しやすい肌となります。
セルフで肌タイプをチェックする2つの方法
4種類ある肌タイプのうち、自分の肌がどのタイプになるのかは自分で簡単にチェックできます。
今回は、時間をかけてチェックする方法と、朝ケアのついでに簡単にチェックする方法をご紹介しましょう。
・時間をかけて肌チェックする方法
いつもの洗顔を済ませたら、タオルで水分を取ってから10分間放置して肌をチェックする方法です。
洗顔後、顔を拭いて何もつけない状態で10分が経過したら、まずは鏡で目元の小ジワをチェックしてください。
続けて脂取り紙でTゾーンと頬を10秒ずつ押さえて脂を確認します。
普通肌:肌がつっぱらず、目元の小ジワがなく、脂がつかない人。
乾燥肌:肌がつっぱり、目元の小ジワが気になり、脂がつかない人。
脂性肌:肌がつっぱらず、目元の小ジワがなく、脂がTゾーン・頬ともにつく人。
混合肌:肌が部分的につっぱり、目元の小ジワが気になり、Tゾーンにのみ脂がつく人。
・朝のケアで肌チェックする方法
朝の洗顔前に肌タイプをチェックする方法は、Uゾーンの確認で行います。
Uゾーンとは、口周辺から頬、顎にかけてのフェイスラインのことで、顔の中でも皮脂の少ない部分です。
普通肌:べたつき・カサつきがほぼない人。
乾燥肌:全体的にカサカサしている人。
脂性肌:全体的にベタついている人。
混合肌:ベタついている部分が多く、部分的にカサカサしている人。
肌タイプ別のスキンケアで大切なこと
スキンケアのたびに、どんどん美しい肌になっていくと肌と向き合う時間が楽しみになってきます。
ぜひ、肌タイプ別のスキンケア方法を知って、自分の肌にとって大切なポイントを押さえておきましょう。
・普通肌ならシーズンごとのケアが大切
普通肌の人は、水分も油分も適度にあるので乾燥やツッパリなどの肌トラブルに悩まされることは少ないでしょう。
肌荒れもしにくいので、洗顔料や化粧品にもあまり悩まなくて済むため、成分などを気にせずに商品を選んでしまう人もいます。
普通肌でも、肌に優しいものを使うようにすると良いでしょう。
また、季節や体調によって思わぬ肌変化を起こす場合があるので、定期的に肌をチェックしてみてください。
特に、普通肌の人はシーズンごとに肌の状態が変わりやすいので、季節によってスキンケアを見直すことをおすすめします。
・乾燥肌は水分と油分が大切
乾燥肌の人は水分だけでなく油分が少ない状態なので、スキンケアで油分を取り過ぎないことが大切です。
洗浄力の強いクレンジング料や洗顔料は避けましょう。
水分を補う化粧水はしっとりタイプなどを選んで保湿を意識してください。
定期的に美容パックなどでスペシャルケアをするのもおすすめです。
乾燥しやすい冬や、夏のエアコン環境などで肌の状態が敏感になりやすいので、摩擦などを与えないように気を付けながら水分と油分を補うケアを意識しましょう。
・脂性肌は毛穴ケアが大切
脂性肌の人は、肌のテカリ、皮膚の厚さ、毛穴目立ち、毛穴詰まりなどが悩みとなりやすいです。
しっかりと肌の汚れを落として清潔に保つスキンケアが大切となります。
クレイ洗顔や角質オフの洗顔料など毛穴ケアのアイテムを活用してみましょう。
化粧水や乳液はしっとり系よりは軽めのものを選んで、水分をしっかり肌に与えることを大切にしてください。
・混合肌は部分ケアが大切
混合肌の人は、スキンケアが難しいタイプです。
ベタつく部分は脂性肌向けのケアを、乾燥部分は乾燥肌向けのケアを行います。
皮脂を落とし過ぎないことと、保湿をすることを意識しましょう。
混合肌用の化粧品などを活用しながら、水分と油分のバランスを整えることを意識します。
過去に自分の肌タイプをチェックしたことがある人も、改めて今の肌タイプを診断してみると、実は違っていたということは珍しくありません。
肌タイプを勘違いしたままで同じスキンケアを続けてしまえば、美肌は叶わないでしょう。
ぜひ今の肌タイプをセルフチェックして、肌タイプに合ったスキンケアを楽しんでみてください。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。