“汗をかいても崩れにくい”メイクの作り方とは?
2019.6.5 スキンケア

穏やかな気候の春が終わり、蒸し暑い日が増えてきました。
そろそろ汗が気になり始める頃なのでは?
汗をかくと、せっかく気合を入れたメイクも台無しですよね。
そこで今回は、汗をかいても崩れにくいメイクの施し方について紹介します。
【1】体温調整
崩れないメイクを作るには、メイク前に体温調整を行うことも重要です。
なぜなら、人が汗をかくのは体温を下げるためであり、顔の表面温度を下げることで、発汗を抑えることが可能になるからです。
すでに大量の汗をかいてしまい、メイクを施すことが難しい場合でも、冷水で絞ったタオルを顔に当てることでメイクができるようになります。
また、直接体を冷やすだけでなく、化粧水を冷やしておくのも効果的です。
【2】保湿
汗をかいているときは、肌のオイルが十分にあると思って、保湿をしなくなりがちですよね。
しかし、汗などによって水分を失うと、これ以上水分が失われないように皮脂分泌が活発になるため、クリームなどを用いた保湿は必要不可欠です。
また、スキンケアがおざなりであると、メイクも崩れやすくなるため、丁寧にハンドプレスをして肌に浸透させることが重要となります。
【3】土台づくり
崩れないメイクを作るにあたって、最も重要になるのがベースメイクづくりです。
土台がしっかりしていれば、メイクは崩れにくくなります。
【4】専用化粧品の活用
「皮脂崩れ防止化粧下地」「皮脂テカリ防止下地」といった、汗に対応した下地や、メイクを固定する「フィニッシングミスト」なども販売されています。
これは化粧を長持ちさせるためのコスメなので、汗をかいて崩れやすい時期には上手く活用することで、崩れないメイクを作ることが容易になります。
化粧品などをうまく活用して美しく!
いかがでしたか?
汗が気になる季節は体温調節の他に、化粧品の活用でメイク崩れを防ぐことが可能です。
うまく活用して美しい状態をキープしてくださいね。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。