季節の変わり目は要注意!肌のごわつきを感じる原因と改善方法
2020.9.7 スキンケア

夏から秋へと季節が変化していく中で、肌の悩みが増えるという人は少なくありません。
特に、肌のごわつきを感じる人が多くなります。
肌がごわついたり、荒れたりするとメイクの乗りが悪くなってしまうので、何とかしたいと思うものです。
そこで今回は、肌のごわつきの原因や対策、保湿時のポイントについてご紹介します。
季節の変わり目に肌の調子が悪くなってしまう人は、ぜひ目を通してみてください。
肌のごわつきを感じる原因とは?
肌がごわついたり荒れたりするのは、いくつかの原因が考えられます。
その中でも特に大きな要素になっているものをピックアップしてご紹介しましょう。
・紫外線
紫外線は、肌トラブルや老化と密接な関係があります。
私たちの体は、太陽の光を浴びてビタミンDを増やしたり、体内時計を整えたりするため、太陽の光から得られる恩恵もたくさんあると言えます。
しかし、紫外線を浴びすぎてしまうと肌のハリや水分保持力が低下してしまい、乾燥や炎症などのトラブルにつながってしまうのです。
それが肌のごわつきの要因にもなります。
紫外線は1年中降り注いでいるので、夏以外もしっかりと紫外線対策をしておきましょう。
・間違ったスキンケア
乾燥する季節に突入するため、しっかりと保湿をしたいと思うものです。
そのような思いから、肌をゴシゴシと擦るように洗顔をしてしまう人もいます。
しかしそれでは、肌のバリア機能を低下させてしまうため、逆効果になってしまいます。
クレンジングの時もゴシゴシと擦らないようにして、肌に負担がかからないようにしましょう。
ごわつきを感じる前にできる対策はある?
秋の肌荒れを改善するためには、スキンケア時にいくつかのポイントを押さえておく必要があります。
続いては、そのポイントについて見ていきましょう。
・保湿効果の高い化粧水を使う
秋になると肌がごわついてしまうのは、肌が乾燥しているケースが多く見られます。
乾燥によって肌のバリア機能が低下してしまい、イネやブタクサの花粉の刺激にも負けやすいです。
夏は暑いのでさっぱりとした化粧水を使っている人が多いですが、秋には化粧品を変えてみてください。
コラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸が配合されている高保湿化粧品がおすすめです。
・スキンケアの方法を変えてみる
先ほども説明したように、肌をゴシゴシと擦ってしまうとそれだけで肌にダメージを与えることになり、肌荒れを引き起こす原因になってしまいます。
また、洗浄力の強いスキンケアアイテムを使っている人も、肌トラブルを引き起こしやすいです。
なぜかというと、肌が本来持っている保護成分まで洗い流してしまうためです。
そうなってしまうと、肌のバリア機能が保てなくなってしまい、肌荒れを引き起こします。
できるだけ洗浄力の穏やかなスキンケアアイテムを使用し、洗顔は朝・晩の2回だけにしましょう。
少しやり方を変えるだけでも肌の調子は格段に良くなるので、ぜひ試してみてください。
化粧水の保湿効果を更に高めるためのポイント
保湿効果が高い化粧水に変えても、正しい方法で肌に浸透させなければ効果を実感しにくくなってしまいます。
最後に、化粧水の保湿効果をさらに高めるためのポイントについてご紹介しましょう。
・手と顔を蒸しタオルで温める
化粧水を付ける前に、手と顔を蒸しタオルで温めることで、肌の表面が柔らかくなります。
そうすると、化粧水が浸透しやすい状態になるのです。
蒸しタオルは、水で濡らしたタオルをしっかりと絞り、レンジで1分程度温めるだけでできるのでとても簡単です。
肌トラブルの原因となる乾燥は、ただ化粧水を付ければ改善するというものではありません。
土台となる肌のコンディションをしっかりと整えておくことで、化粧水が持っている本来の力をより発揮しやすくなります。
そして、肌のごわつきを改善へと導きやすくなるため、少しの手間を惜しまずに試してみてください。
・化粧水は2回か3回に分けて付ける
手のひらに出した化粧水は、1度で顔全体に浸透させるよりも、おでこやほほ、鼻、口まわりといったように、少しずつ分けた方が浸透しやすくなります。
また、ムラなく付けることができる方法でもあるので、ぜひ試してみてください。
目元などの乾燥が特に気になる部分は、重ね付けがおすすめです。
しっかりと保湿成分が行き渡り、肌のごわつきも改善へと導いてくれます。
化粧水だけではなく、保湿効果をアップさせるクリームも塗るとより効果的です。
季節の変わり目は、肌の乾燥が起こりやすいタイミングです。
季節に合わせたスキンケアを行っていない人は、特に肌トラブルが起こりやすいので注意しなければいけません。
保湿効果が高いコラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸が配合されている化粧水を選べば、肌のごわつきを改善へと導きやすくなります。
ただし、正しいスキンケア方法を取り入れないと効果を実感しにくいので、蒸しタオルで温めたり、何回かに分けてつけたりといった保湿効果を高めるポイントも知っておいた方が良いと言えます。
肌のごわつきが気になっている人は、ぜひ今回紹介したポイントを押さえたスキンケアを実践してみてください。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。