吹き出物はなぜできる?原因と種類をご紹介!

2020.5.9   スキンケア

顔や体に吹き出物ができると、何となく気分も落ち込んでしまうものです。

実は、同じように見える吹き出物にも種類があり、できる原因が異なります。

年齢によっても吹き出物ができる原因は違い、吹き出物の色で種類が判断できるのです。

そこで今回は、吹き出物ができる年齢別の原因と、色で判断する吹き出物の種類、部位ごとの対処法をご紹介していきます。

 

吹き出物の原因は年齢によって違う

若い頃は「ニキビ」、年齢を重ねると「吹き出物」と呼ばれるブツブツは、実はどちらも医学的には同じものです。

毛穴に皮脂などが詰まり炎症を起こした状態の「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」が、ニキビや吹き出物と呼ばれています。

毛穴が詰まる原因は、年齢によって異なるので確認してみましょう。

 

・思春期から20代は皮脂の過剰分泌が原因

中学生頃からニキビができ始めるのは、皮脂の分泌が盛んになるからです。

10代~20代は、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、そこにアクネ菌が繁殖してニキビが発症します。

 

・30代はターンオーバーの乱れが原因に

丁寧にスキンケアをしていても、30代に入る頃には肌のターンオーバーが乱れやすくなります。

皮脂の分泌量は落ち着いてくるものの、ターンオーバーの乱れで肌の角質が厚くなり、毛穴に皮脂や汚れが溜まりやすくなって発症するのが30代です。

 

・40代は女性ホルモン減少が主な原因

40代の毛穴詰まりは女性ホルモンの減少に原因があります。

女性ホルモンが減ると肌が乾燥しやすくなって皮膚が硬くなり、毛穴が詰まりやすくなっていきます。

肌が乾燥した部分に吹き出物ができると、乾燥を解消するために分泌された皮脂の影響で吹き出物が悪化しやすい状態になってしまうのです。

 

 

吹き出物の種類は色で判断しましょう

吹き出物の種類は色で判断でき、種類によって対処法が異なります。

もし、すでに吹き出物ができているなら、正しいケアをするためにも吹き出物の種類をチェックしておきましょう。

 

・白は初期段階

吹き出物の色が白なら初期段階です。

まだ炎症を起こしていないため痛みやかゆみはなく、毛穴がふさがって先端が白くなっています。

吹き出物が悪化する前に初期段階なので正しいケアでキレイに治る確率が高いです。

 

・黒は酸化した状態

白い吹き出物は放置すると酸化して黒くなります。

炎症は起きていない状態なので痛みやかゆみはないものの、毛穴の皮脂が黒くなり皮膚の表面い顔を出しています。

油分の多いスキンケアアイテムなどは控え、炎症を起こす前に正しいケアを行ってください。

 

・赤は炎症を起こしています

赤い吹き出物は、白や黒の吹き出物が炎症を起こした状態です。

初期段階でのケアを怠ると、毛穴に詰まった皮脂にアクネ菌が増殖して炎症を起こします。

ブツブツが赤く盛り上がり、熱をもって痛みを感じるなどの症状を伴います。

 

・黄色は膿んだ状態

吹き出物が黄色い場合は膿んでしまっています。

赤い吹き出物が悪化した状態が黄色い吹き出物です。

吹き出物への対処法を間違えると黄色い吹き出物まで悪化することがあります。

無理に潰して膿を出してしまうと跡が残ってしまうので、正しいケアを心掛けてください。

 

吹き出物ができる部位ごとの原因と対策

吹き出物ができる原因は、部位ごとによっても異なります。

部位ごとの吹き出物の原因と対策方法をご紹介しましょう。

 

・おでこ

おでこは皮脂線が多く集まる部位なので、過剰に分泌された皮脂が原因で吹き出物ができやすい場所です。

洗顔をしすぎると、失われた皮脂を補うためにさらに皮脂が分泌されるので注意してください。

髪の汚れ、整髪料、シャンプーのすすぎ残しなどが毛穴に詰まらないようにしましょう。

 

・鼻

鼻周辺は毛穴が多く皮脂の分泌が活発な部位です。

吹き出物ができると目立つ部分のため、しっかり対策しておきましょう。

メイクの油分が残らないよう、メイクは丁寧に落とすようにします。

また、鼻を触る癖があると、手に付着した雑菌などが鼻の毛穴に入って炎症を起こしてしまうので、鼻を触らないことも大切です。

 

・あご

あごはスキンケアを忘れがちな部位なので、保湿ケアはあごまでしっかり行いましょう。

乾燥すると余計な皮脂が分泌されて吹き出物の原因になります。

 

・頬

頬は皮脂の分泌量が少なく乾燥しやすい部位です。

そのため、肌のバリア機能が弱めで雑菌に晒されやすく毛穴汚れが起きやすい部位と言えます。

しっかり保湿対策をしてください。

そして、寝具やまくらカバーなど頬に触れるものは清潔で上質なものをおすすめします。

 

・口元

口元は皮膚が薄いので、乾燥を補うために皮脂の分泌量が増えやすい部位です。

食べ物が付きやすい口元は、炎症が悪化しやすく治りにくい傾向があります。

口紅を落とす際には、クレンジング剤でのゴシゴシ洗いは厳禁です。

規則正しい生活習慣でホルモンバランスを整えましょう。

 

・背中

背中が開いたドレスなどを着用する時、背中に吹き出物があったらがっかりしてしまいます。

皮脂線が多く皮膚が厚い背中は毛穴が詰まりやすい場所なので、洗い残しがないよう丁寧に手入れをしましょう。

汗をかいたら清潔な服に着替える、すすぎ残しやゴシゴシ洗いをしないことが大切です。

 

 

吹き出物ができてしまうと、早く見た目を良くしたいと思って、焦ってしまう方も多いでしょう。

しかし、間違ったケアをしてしまうと吹き出物が余計に悪化してしまう可能性があります。

綺麗に治すためには、吹き出物ができた原因を知り、種類に合ったケアをすることが大切です。

吹き出物を悪化させない、作らないためにも原因を知って、正しいケアを把握しておきましょう。

 


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