顔のくすみは『冷え性』でも起きる!冷え性によるくすみの対策方法
2020.3.5 スキンケア

顔がくすんでしまうと、どんよりした印象になり透明感もなく、老けて見えがちです。
多くの女性が気にするくすみですが、対策としてほとんどの方はメイクでのトーンアップを図っていることでしょう。
しかし、メイクだけで対策していてもハリと艶のある明るい肌に見せることはできません。
今回は、顔のくすみの原因の一つとなっている冷え性との関係性についてご紹介していきながら、冷え性改善方法もご紹介します。
スキンケアは行っているのになぜかくすみが目立つという方は、ぜひ参考にしてみてください。
くすみの原因は血行不良
肌のくすみには、メラニンと血色が大きな関係性を秘めています。
メラニンの量が多い方は肌に黒っぽさがあり、反対に少ない人は白っぽい肌の印象になります。
日焼けをすることでメラニンが増えてくると、多くの方は肌の色が濃くなってしまいます。
紫外線を浴びずにメラニンを増やさなければ肌の白さをキープでき、明るいトーンに見せることが可能です。
血色は毛細血管を流れる血液の色が肌の色として浮き上がり、ほんのり赤みを感じさせてくれます。
血行が良い人だと血色が良く、肌は明るく見えますが、血行が悪いと肌が青白く濁ったように見えてしまうのです。
メラニンと血色によって肌の明るさが失われると、不健康そうに見えてしまいます。
特に目の下に青っぽいクマができている人は、血行不良になっている可能性が高いです。
日頃から日焼け対策を行い紫外線に注意している人、美白コスメを使用してもくすんでしまう人、夏よりも冬の方がくすんでしまうような人は、血行不良が疑われるので血行の改善に取り組んでみましょう。
血行不良のくすみは主に冷え性が原因の大本
血行不良の原因となっている理由にはほとんどが体の冷えにあります。
基本的に気温が低いと肌も冷たくなります。
肌が冷たくなると血管が収縮するようになり血の流れが悪くなっていくのです。
冷えによる血行不良は気温の低い冬ばかりではありません。
夏の効きすぎた冷房によっても血行不良がもたらされ、肌がくすむ人は多くいます。
特に、慢性的な冷えを感じている方は要注意です。
体から体温を逃さないように血管が収縮してしまうため、冷え性を治さなければいつまでもくすみは取れないままになってしまいます。
手足が冷えやすいという自覚症状を持っている人だけではなく、自身は冷えていないと感じ普段から素足でいる人、薄着で過ごしている人も注意が必要です。
そして喫煙者や運動不足になっている人も血行不良に陥りがちです。
頻繁にのぼせたりほてったりする人も、体内の熱のバランスが崩れている可能性が考えられ、体の冷えが隠れている可能性があります。
冷え性によるくすみの具体的な対策は?
冷えを改善するためには具体的な対策がいくつか挙げられます
・お腹周りを温める
手足の先が冷える末端冷え性は多くの女性を悩ませていますが、お腹周りが冷える内蔵型冷え性はほとんどの人が自覚症状がなく、自身が冷え性であることに気付いていません。
お腹周りには健康を司る内臓が集まる場所なので、冷えることにより体のに不調が起きるのは当然です。
内臓の機能が低下してしまうと身体全体の血の巡りが悪くなってしまうので、冷えないようにすること、そして温めることを心掛けていきましょう。
・半身浴を習慣にする
半身浴は身体が冷えるのではないかと思う方は多いでしょう。
しかし、全身浴よりも長く湯船に浸かることができる半身浴は肺や心臓への負担を少なくし、体を温めるためにはピッタリな入浴方法です。
時間は20分~30分を目安に入りましょう。
半身浴中は汗をたっぷりかくので、水分補給を忘れずに行ってください。
より温まりやすい入浴剤を入れると冷え性にも効果的です。
・体を芯から温める
冷え性を徹底的に改善するためには体の芯から温めることも大事です。
食事に生姜やにんじん、かぼちゃ、ごぼうなどの温めてくれる食材を取り入れてみましょう。
全身の血の巡りが良くなり、くすみ改善につながります。
・適度な運動を行う
適度な運動は血流改善をもたらします。
ハードな運動でなくても大丈夫なので、まずは全身を使ったストレッチから始めてみましょう。
それだけでも冷えに効果が出てきます。
・顔のマッサージでくすみにアプローチ
血流を促して体が温まったら、今度は顔のマッサージも取り入れましょう。
スキンケア後に顔のお肉をつまむように揉んだり、リンパの流れに沿って顔を撫でるとポカポカしてきます。
マッサージの際は肌に負担がかからないようにオイルを使用したり専用マッサージャーを使ったりするのがおすすめです。
蒸しタオルやスチームで肌を温めるながら行うと、より効果が感じやすいでしょう。
多くの女性を悩ませるくすみはファンデーションで誤魔化すばかりではいけません。
体が冷えていることによって、くすみだけではなく様々な健康に左右してくるので、早めに血流改善対策を行うことをおすすめします。
全身をポカポカにして、くすみに負けない肌を手にしましょう。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。