「化粧水はたっぷり使う!」これって正しい?
2021.8.11 スキンケア

毎日丁寧にスキンケアをしているのに、肌荒れなどの肌トラブルが絶えないとお悩みの方は多いでしょう。
その原因は、日頃しているスキンケアでは肌のバリア機能を充分に活性化できていないためです。
今回は、そんな肌トラブルを解消させる方法についてご紹介します。
本記事の最後には肌のバリア機能を活性化させ、うるおいのある肌にしてくれるスキンケアアイテムをご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
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肌のバリア機能が低下しやすい!その理由とは?
人の皮膚には、外からの刺激を防ぐバリア機能があります。
しかし、肌の乾燥が原因でバリア機能はだんだんと低下してしまいます。
バリア機能の低下によって摩擦や紫外線などの外からの刺激を受けやすくなり、乾燥や吹き出物などの肌トラブルが起きやすい肌になります。
次に、肌の乾燥を引き起こす原因を詳しく解説していきましょう。
・紫外線
紫外線と聞くと、シミの原因だとイメージされる方は多いでしょう。
シミの原因となる日焼けは、同時に肌の乾燥を引き起こします。
人の肌は、きれいに保つために一定のサイクルでターンオーバーしています。
しかし、日焼けによってターンオーバーのサイクルが乱れ、肌の細胞を充分に発達させることができません。
細胞の発達が不完全のままでは、肌のうるおいを保つ力が足りず肌が乾燥してしまい、肌荒れや吹き出物などの肌トラブルにつながります。
保湿や日焼け止めだけでなく、日傘や羽織ものなどで紫外線を防ぐことが大切です。
・生活習慣やライフスタイルの乱れ
ターンオーバーの乱れと、肌の乾燥は密接に関係しています。
夜更かしや過度な食事制限、栄養バランスの乱れ、喫煙、運動不足などの生活習慣の乱れはターンオーバーの乱れの原因となります。
また、同時にホルモンバランスの乱れも引き起こします。
睡眠不足や夜更かしは、ホルモンの分泌に悪い影響を及ぼしてしまいます。
成長ホルモンは寝ている間に多く分泌され、成長期の骨や筋肉の成長だけでなく肌の再生も行っています。
そのため肌のバリア機能を正常に保つためには、質が良い睡眠をとることも大切です。
肌の乾燥を防ぐためには?
乾燥を防ぎ、うるおいのある肌を手に入れるためには水分量やスキンケアに気を遣う必要があります。
肌の乾燥を防ぐために知っておきたいポイントをご紹介します。
・まずは内側から!水分をしっかり摂りましょう
肌の上からの保湿ももちろん大切ですが、肌本来が持つバリア機能が正常でないと、肌の上から保湿をしてもすぐに乾燥してしまうでしょう。
肌が乾燥しやすいと悩む方の多くは、1日の水分摂取量が足りていません。
体が必要としている水分量が足りないためバリア機能が低下し、肌が乾燥してしまいます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、体の約80%が水分だと言われています。
しかし、年齢を重ねるとともに体の水分量は失われ、次第に50%ほどまで減少してしまうのです。
水分が不足していると血行が悪くなり、その結果必要な栄養素がスムーズに運ぶことができず肌や髪のトラブルにつながります。
また、水分の不足は便秘の原因にもなります。
便秘は肌トラブルの原因となり得るため、美しい肌を目指す人にとっては大敵です。
うるおいのある肌を保つために、1日に1.5リットル以上の水を飲むことが良いとされています。
肌トラブルを避けるためにも、水分補給をしっかり行ってバリア機能をサポートしていきましょう。
・正しいスキンケアをしましょう
肌の乾燥は、間違ったスキンケアが原因の場合もあります。
メイクを落とす際に肌を強くこすったり、クリームを塗らずにマッサージしたりするのは肌のダメージにつながります。
スキンケアの際、肌に水分を与えるためと化粧水を惜しみなくたっぷりと使用する方法もあります。
しかし、肌が浸透する水分量には上限があるので化粧水を必要以上に使用してもあまり効果は得られません。
大切なことは、自分の肌に合った正しいスキンケアを心掛けることです。
自分の肌の状態やタイプをしっかり理解して、不足している成分が配合されたスキンケア用品を選びましょう。
・自分に合った保湿力のあるスキンケアを選びましょう
洗顔後のスキンケアはとても重要です。
例えやさしい洗顔をしたとしても、肌のうるおいを守る成分は一緒に洗い流れてしまいます。
そのため、洗顔後の肌はとても乾燥しやすい敏感な状態です。
洗顔後は、皮膚のバリア機能が特に低下するため、スピーディーに保湿ケアを行いましょう。
肌のうるおいをキープするためには、肌本来がもつバリア機能を高めてあげることが大切です。
ジュランツの「セル コンディショニング ローション」は、肌のうるおいをキープし、キメを整える拭き取り・導入化粧水です。
セル コンディショニング ローションは、化粧水後のスキンケアの効果を最大限に発揮させ、古い角質や毛穴汚れをやさしく落とし、肌にうるおいを与える効果があります。
ご紹介した肌の乾燥を防ぐ方法とセル コンディショニング ローションを日々のスキンケアに取り入れて、肌のバリア機能が効果的に働くようサポートしていきましょう。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。