おでこのシワが気になる!老け見え改善のスキンケア法
2021.5.25 スキンケア

おでこのシワは、自分が思っている以上に他人に見られています。
鏡を見る時はすまし顔をしているので気付きにくいものの、笑ったり驚いたりした表情など人とのコミュニケーション中に深く刻まれたおでこのシワが目立ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、老け見えの原因となるおでこのシワを改善するスキンケア方法をご紹介します。
おでこのシワは加齢で深くなる
おでこのシワは表情のクセや日常習慣など、様々な原因で作られます。
上目遣いの表情や驚いた表情をした際にシワができるのは自然なことですが、そのシワがそのまま定着してしまうと老け見えの原因となってしまいます。
加齢とともにおでこのシワが深くなってしまうことには主に2つの理由があります。
・肌が乾燥しているから
赤ちゃんのおでこは、泣いた後もシワが残りません。
肌にたっぷりの水分があるみずみずしい状態だと、シワが寄る表情をした後も元のプルプル肌に戻ります。
つまり、おでこのシワが加齢と共に深く刻まれてしまうのは、乾燥が大きな原因です。
特におでこは皮脂が多いため、洗顔で脂を取りすぎてしまったり、テカリを気にして保湿剤を控えたりしがちな部分で、意外と乾燥しています。
また、おでこは紫外線も多く浴び皮膚が薄い部分でもあるので、どうしても乾燥しやすい傾向があります。
特に年齢を重ねて肌のターンオーバーのリズムが崩れてしまうと、肌の水分量は少なくなってしまいます。
・肌のハリが失われるから
表情の変化でシワがよった後に元の状態に戻すためには、肌の弾力も必要です。
弾力を失ったソファーに座ると沈み込んだまま戻ってこないように、ハリが失われた肌に刻まれたシワは戻りにくくなります。
肌のハリを保っているのは、真皮にあるコラーゲン線維やエラスチン線維です。
皮膚の組織内にあるコラーゲンやエラスチンが加齢により減少すると肌のハリが失われるので、シワが深く刻まれるようになります。
真皮の線維はコラーゲンが90%を占めていて、ちょうど網の目のようになって肌を支えています。
エラスチンはコラーゲンの網目をつなぐ線維で、真皮線維の約5%を占めています。
コラーゲンだけでは網目は出来上がらないので肌にとって大切な存在です。
コラーゲンは年齢と共に量が減っていき、コラーゲン線維の網も細く、脆くなっていきます。
エラスチンの弾力も年齢と共に失われて衰えるため、肌のハリは加齢で低下していくというメカニズムです。
また、コラーゲンもエラスチンも紫外線からの影響を受けるため衰えていきます。
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おでこのシワをなくすには?
おでこのシワをなくすには、まずは肌の水分量、そして肌のハリを取り戻すことが大切です。
既に、おでこのシワが深くなってしまっている場合も、肌の潤いと弾力を意識したスキンケアを続けると改善できます。
実際のスキンケアポイントをご紹介しましょう。
・スキンケア商品は保湿力で選ぶ
おでこのシワができる原因である乾燥対策として、スキンケア商品は保湿力が高いものを使うことをおすすめします。
潤った肌はシワができにくく、シワが目立ちにくいです。
肌をしっかり潤わせて、肌に水分を閉じ込められる商品かどうかはヒアルロン酸やセラミドが配合されているかでチェックします。
ヒアルロン酸は1gで6リットルの水を保てるほどの高い保湿作用を持っているゼリー状の成分です。
セラミドは細胞間脂質の成分で、細胞同士をつなぎとめて水分を蓄えます。
・肌のハリを保つスキンケア商品を使う
おでこのシワ対策には肌の弾力性を保つことが欠かせません。
年齢と共に失われる肌のハリのためには、コラーゲン生成を促すレチノールやエラスチンを丈夫にする有効成分配合のスキンケア商品をおすすめします。
また、紫外線対策を徹底しコラーゲンの減少やエラスチンの衰えを防ぎましょう。
・真皮まで意識したスキンケアをする
せっかくの美容成分も、肌への浸透力が弱ければおでこのシワ改善の効果は望めません。
スキンケアは肌の再生力を考えた浸透力が高いタイプを選ぶと良いでしょう。
肌の奥深くで生まれる肌メカニズムを研究し、本来の美しい肌を取り戻す処方のスキンケア商品がおすすめです。
特に、肌への透過量、皮膚浸透性が高いスキンケアアイテムは、肌の内部に有効成分が届きやすいので、おでこのシワへの効果もより期待できます。
おでこのシワが気になる人には、ジュランツのウルトラセラムⅡをおすすめします。
健康な肌が本来持っているターンオーバー機能を高め、肌細胞の再生力が高まるので肌状態の変化が実感できます。
ウルトラセラムⅡは、おでこのシワ対策に必須となるご紹介したすべての有効成分が配合されている人気の美容液です。
1本で、肌のトーンが気になる、お顔の印象変化が気になる、テカリが気になるなど、様々な肌ダメージをトータルケアできます。
ぜひ潤いとハリを肌に与えて、滑らかでピンと弾むようなシワのないおでこを目指しましょう。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。