目元のくすみが気になる…おすすめの改善方法とは?
2020.12.8 スキンケア

年齢を重ねてくると以前より肌のくすみが増してきてしまいます。
特に目元は皮膚が薄いため、くすみが発生しやすい箇所です。
目元にくすみができると暗く、老けて見えてしまうことも少なくありません。
そこで今回は、目元のくすみが出来てしまう原因と、くすみをリセットするための方法、さらにくすみを隠す方法についてご紹介していきます。
目元が暗く、くすんできたとお悩みの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
目元はなぜくすんでしまうのか?
顔の中でも皮膚が特に薄いのは、目元です。
目元は元々くすみやすい性質を持っており、一度くすみが出来てしまうとなかなか改善されません。
しかも、くすみがあると他の人から老けて見えてしまったり、顔全体が暗く見えてしまったりする場合もあります。
目元がくすんでしまう理由は皮膚が薄く、ダメージを受けやすいためでもありますが、それ以外にもくすみにつながる原因が隠れています。
・乾燥しやすい
まず1つ目の原因は、乾燥です。
目元は他の顔の皮膚に比べて皮脂腺が少ないという特徴を持っています。
皮脂腺が少ないということは乾燥しやすく、肌の水分量も減りやすいです。
目元にシワが作られやすいのも乾燥しやすいことが影響しています。
乾燥はくすみにつながる大きな原因となってしまうため注意しましょう。
・血液の流れが悪い
くすみが青黒い場合、血液の流れが悪いことによって発生している可能性が高いです。
血液の流れが悪ければいつまでも老廃物が血液中に留まってしまい、その分血液の色も濃くなります。
皮膚が薄い目元は血管の色も透けやすいため、滞留している血液をそのまま映してしまっているのです。
青黒いくすみは、不健康で疲れているような印象を与えてしまいます。
・摩擦でメラニン色素が沈着している
目元だけでなく他の部位にも言えることですが、強い摩擦を引き起こすと、体は肌を守ろうとメラニン色素を分泌してきます。
メラニンは一度沈着するとすぐには改善されません。
特に力を入れて顔を洗っている人や目をゴシゴシと擦ってしまう人は、摩擦によって色素沈着につながるでしょう。
また、頻繁にアイメイクをしている人も要注意です。
目元のくすみをリセットするための方法
目元はそもそもくすみが発生しやすい箇所なのですが、一度発生したくすみを改善しリセットさせるためにはどうすれば良いのでしょう?
続いて目元のくすみをリセットする方法をご紹介します。
・刺激をできるだけ与えない
出来てしまったくすみをすぐにリセットさせるためには、美白美容液などを活用してケアしていくことが大切です。
しかし、美白美容液などを使ってケアしていても日頃から目元が何度も摩擦されていては一向に改善されません。
そのため、ケアしながら目元に刺激をできるだけ与えないようにしましょう。
例えば、洗顔する時はアイメイクを施していてもゴシゴシと擦らず、たくさんの泡を使って優しく洗うようにしてください。
タオルで拭く時も顔を軽く押さえるだけに留めてください。
また、アイメイクを行う際には何度もチップでアイシャドウを擦るより、軽く色を乗せるようにした方が摩擦になりません。
もちろん、メイクを落とさずに寝てしまうと残ったメイクがくすみの原因になってしまうので、必ずメイクを落としてから就寝するようにしてください。
これらは美意識の高い方からすると当たり前のことではありますが、改めて注意しておきましょう。
・青黒いくすみには蒸しタオルがおすすめ
血液の流れが悪く、青黒いくすみが目元に出てきている場合は、目元を温めて血液の流れを良くすることが重要となります。
例えば蒸しタオルを目元に当てるだけでも、くすみの改善につながりますし、目の疲れを癒す効果も期待できるでしょう。
ただし、熱過ぎると逆効果になってしまうので40度程度までに留めてください。
くすみを今すぐ隠したい場合は?
目元のくすみを今すぐ隠したい場合はコンシーラーを使ってカバーしましょう。
目元に使うコンシーラーは、いつも使っているものよりワントーン明るい色を乗せるのがおすすめです。
特にオレンジ系の色味を使うことで、茶色いくすみをカバーし、明るい目元を作ることができます。
ワントーン明るいコンシーラーがない場合は、アイシャドウで隠してみましょう。
ただし、アイシャドウで目元のくすみを隠す時、そのまま色を乗せると混ざり合ってしまい、綺麗に見えません。
アイシャドウを乗せる時はアイシャドウベースを使い、下地をしっかりと作ってから乗せた方がまぶたのくすみも消えやすくなります。
今回は目元のくすみが出来てしまう原因と、くすみをリセットさせる方法、すぐに隠したい場合の方法についてご紹介してきました。
目元のくすみは1回出来てしまうと改善するまでに時間が掛かってしまいます。
毎日目元のケアを行いながら、今回ご紹介したコンシーラーなどで隠す方法も併せて活用していきましょう。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。