意外な原因も!唇の皮が剥けてしまうのはなぜ?
2020.11.7 スキンケア

冬になると肌が乾燥しやすくなります。
肌の乾燥にはとても気を配っている方も多いかと思いますが、唇のケアはいかがでしょうか?
唇は乾燥によって皮が剥けてしまうこともあります。
しかし、場合によっては違う原因で皮が剥けてしまうこともあるのです。
どのような原因から唇の皮が剥けてしまうのでしょうか?
今回は唇の皮が剥ける意外な原因と対策方法についてご紹介しましょう。
唇の皮が剥けてしまう意外な原因
冬になると乾燥によって唇の皮が剥けてしまいやすくなるため、それだけが原因のようにも思えてしまうかもしれません。
しかし、実際には乾燥しやすい冬以外でも唇の皮は剥けてしまいます。
そのため、乾燥だけが原因となっているわけではないのです。
まずは唇の皮が剥ける意外な原因についてご紹介しましょう。
・食生活の乱れ
普段の食生活が乱れていると、唇にも悪影響が及ぼされてしまいます。
例えば食べ過ぎや辛いものを食べて内臓に負担が掛かってしまうと、唇も荒れてしまいやすいです。
また、胃が荒れてしまうことで他の栄養素が吸収されにくくなるという影響も出てしまいます。
栄養素の中には肌を作るのに欠かせないものもあるため、なるべく胃に負担を掛けずしっかりと栄養素が吸収できるような環境を作ることが大切です。
特にビタミンB2は唇の乾燥を防ぐ役割も果たしてくれます。
レバーや海苔、牛乳、アーモンド、納豆などに豊富に含まれているので、唇の荒れが気になるという方は積極的に食生活に取り入れてみましょう。
・ストレス
ストレスは体に色んな悪影響を及ぼしますが、唇の荒れにも実は関係しています。
ストレスによって自律神経が乱れ、常に交感神経が作用している状態になると血管が収縮し、血流を停滞させてしまいます。
血液は体に酸素や栄養素を運んでくれるので、停滞することで唇に必要な栄養素が十分届かなくなり、荒れて皮が剥けやすくなるのです。
・紫外線
肌を守るために、いつも日焼け止めクリームを塗っているという方は多いですが、唇にまで紫外線対策をしている方は意外と少ないです。
唇も長時間紫外線を浴びていれば水分が奪われ、乾燥が進んでしまいます。
そのため、唇にもしっかりと紫外線対策を施すことが大切です。
・リップクリーム
唇の乾燥を防ぐためにリップクリームを使用されている方も多いでしょう。
しかし、リップクリームが原因となって唇の皮が剥けてしまう場合もあります。
なぜ、保湿効果もあるリップクリームを使っているのに皮が剥けてしまうのでしょうか?
その理由は唇を刺激する成分が含まれているためです。
例えば、紫外線対策にも使えるリップクリームだとUVカット成分が配合されています。
敏感な肌質の方だとこうしたUVカット成分によって荒れてしまう可能性もあるでしょう。
唇の皮が剥けてしまった時のケア方法
実際に唇の皮が剥けてしまった場合、そのまま放置してしまうと治りが遅くなったり、悪化したりする恐れがあります。
もしも唇の皮が剥けてしまったら、どのようなケアを行っておくと良いのでしょうか?
・剥けた皮はハサミでカットする
剥けた皮はそのままにしていると気になってしまい、手で唇を触ってしまう場合もあるので、できれば早めにハサミを使ってカットしてしまいましょう。
カットにおすすめなのは、刃がカーブしている小型のハサミです。
小回りが利きやすく、唇に合わせてカットしやすくなります。
・ワセリンを塗って保湿する
唇の皮が剥けている状態だと内部の水分も蒸発されやすくなっているため、保湿は必須です。
リップクリームで保湿をするのも良いのですが、もしリップクリームが原因で乾燥につながっているという場合は、ワセリンを使ってみましょう。
ワセリンはそもそも高純度に原油を精製したもので、肌を保護する役割を持っています。
唇表面に塗ると油膜で覆われるため、水分の蒸発も防げるでしょう。
また、精製度が高いワセリンなら赤ちゃんの保湿にも使えるほどです。
敏感肌の方も安心して利用できるでしょう。
唇の皮剥けを予防するには?
皮が剥けてしまった時の対処法はご紹介しましたが、一番良いのは皮剥けにならないことです。
唇の皮剥けを防ぐにはどんな対策が必要になってくるのでしょう?
・保湿を心掛ける
やはり皮剥けは乾燥によって引き起こることが多いです。
乾燥を防ぐためにも、毎日気付いた時に保湿を心掛けるようにしましょう。
また、ワセリンなどを使ってリップパックをするのもおすすめです。
・リップメイクをお休みする
色々と対策しているのにあまり効果が表れないという時は、リップメイクを少しお休みしてみましょう。
1日だけでもリップメイクをしないことで、唇の状態が良くなる場合もあります。
メイクはどうしても唇に負担を掛けてしまうものです。
最近はマスクを付けることも増えてきているので、リップクリームなどで保湿だけは行い、リップメイクはお休みしてみてください。
今回は唇の皮が剥けてしまう意外な原因と対策方法についてご紹介してきました。
唇の皮が剥ける原因は人によって様々です。
自分がどの原因に当てはまっているか把握することで、対策も取りやすくなるでしょう。
ぜひ唇の皮が剥けて気になっている方は、今回の記事内容を参考に、皮剥けを予防していきましょう。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。