風邪の時は肌の調子も悪くなる!風邪を引いた後のスキンケア方法
2020.10.15 スキンケア

季節の変わり目などは免疫力も落ちやすく、風邪を引きやすい時期でもあります。
特に残暑から急に肌寒くなってくる季節で、風邪を引いて体調を悪くしてしまう人も少なくありません。
風邪を引いた時、肌の調子まで悪くなっているように感じることはありませんか?
今回は風邪を引いてしまった後のスキンケア方法についてご紹介していきます。
風邪予防も大切ですが、万が一風邪を引いてしまった時のために今回の記事をぜひご参考ください。
なぜ風邪を引くと肌の調子が悪くなるの?
そもそも、なぜ風邪を引いて体調が悪くなると肌の調子まで悪くなってしまうのでしょうか?
いくつか原因となっているものをご紹介しましょう。
・肌のバリア機能が衰えている
風邪を引いている時は体の免疫力が低下している状態になります。
免疫力の低下は肌のバリア機能にまで影響してしまい、肌が乾燥して外部からの刺激を受けやすい状態になってしまうのです。
普段は乾燥肌と無縁の人も風邪を引いた時だけ肌がピリピリと傷んでしまうのは、免疫力の低下によって肌のバリア機能が衰えているためだと言われています。
・栄養素が不足している
風邪で体調が悪い時は、あまり食事もしたくなりません。
食事をしないということは、体内に栄養素が不足する状況を生み出してしまいます。
栄養素の中でも特にビタミンCは白血球中に貯蔵されており、風邪を引いてしまうと白血球中のビタミンCが急激に減少してしまうため、ビタミンC不足に陥りやすいです。
ビタミンCは肌にとって、コラーゲン生成のサポートや強力な抗酸化作用で若返り効果が期待できることから、風邪を引いてしまうとビタミンC不足の影響で肌の調子が悪くなってしまうと考えられます。
・十分なスキンケアができない
風邪を引いて熱が出たりだるかったりすると、毎日行っていたスキンケアができない状況になってしまうこともあるでしょう。
スキンケアができないということは、その分肌にも栄養や水分が行き渡らず肌荒れを起こす可能性が高まります。
無理をするのは禁物ですが、風邪を引いた時もスキンケアだけは行った方が肌荒れ防止につながります。
風邪を引いた後のスキンケア方法
風邪を引いてしまうと肌のバリア機能が衰えてしまうため、いつもより外部刺激に弱い敏感な肌質になってしまいます。
そのため、風邪を引いた後のスキンケアはいつもより優しくスキンケアを行った方が正常な肌質も取り戻しやすくなるでしょう。
具体的にどのようなスキンケア方法を行うべきか、解説していきます。
・クレンジングや洗顔はとにかく丁寧に行う
風邪を引いた時はまず休むことが先決となりますが、肌のためにもメイクは必ず落とし、洗顔もしてから休むようにしましょう。
メイクしたまま寝てしまうと弱っている肌がなおさら傷んでしまい、シワやシミを作ってしまう可能性があります。
クレンジングや洗顔を行う時は、肌が弱っていることを考慮してなるべく丁寧に、優しく行うようにしましょう。
・刺激が少ない敏感肌用のスキンケアを使う
肌が弱っているといつも使っているスキンケア用品も合わなくなってしまう場合があります。
もしいつものスキンケアを使って肌がピリピリと傷むようなら、刺激がより少ない敏感肌用のスキンケアを活用してみましょう。
また、スキンケアをする時にコットンを使用する方も多いかと思いますが、コットンによる刺激も弱っている肌を傷めてしまうかもしれません。
スキンケアは手で優しく馴染ませるように行いましょう。
・パックはやらない方が良い
日頃のスキンケアとは別にスペシャルケアとしてパックを取り入れている方も多いですが、風邪を引いた時はできるだけ肌に負担をかけないようにパックなどのスペシャルケアはやらない方が良いです。
パック以外にも、ピーリングやスクラブを定期的に使用している人は、風邪を引いている時だけはお休みするようにしましょう。
・部屋を乾燥させないようにする
部屋を乾燥させた状態だと肌から水分が蒸発しやすくなり、肌のバリア機能が余計に低下してしまいます。
部屋を乾燥させないためにも加湿が必要です。
加湿器がなければ近くに濡れたタオルを干したり、お湯を入れたコップを近くに置いたりしてみましょう。
また、風邪を引いた時だけでなく予防する時にも効果的なので、普段から部屋の湿度にも注目してみてください。
風邪を引いてしまうといつもより肌が敏感になり、肌荒れを起こしやすい状態になってしまいます。
そのため、普段からスキンケアはもちろん風邪予防を行っておくのも大切です。
例えば、少し疲れた時やいつもより体調が悪い気がするといった時から早めに体調回復に努めるようにすると、肌への影響も最小限に抑えられるでしょう。
それでも風邪を引いてしまうことはあります。
もし風邪を引いてしまったら今回ご紹介した対策方法を参考にしつつ、肌がこれ以上荒れないように丁寧で優しいスキンケアを実践していきましょう。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。