額のシワはなぜできる?原因と対策方法をご紹介!
2020.7.7 スキンケア

毎日しっかりとスキンケアをしていても、なかなかカバーできない箇所というのは出てきてしまうものです。
例えば、額にシワが付き始めているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
保湿もきちんとしているにも関わらず、額にシワができてしまうのはなぜでしょう。
今回は、額のシワができてしまう原因と対策方法についてご紹介します。
額のシワができてしまう原因は?
額のシワは年齢肌の結果、できてしまうと考えていませんか?
実は、最近20~30代でも額にちりめんジワができている人が増えてきているのです。
なぜ、年齢関係なく額のシワができてしまうのでしょうか?
まずはその原因からご紹介していきましょう。
・頭皮のたるみ
私たちの顔と頭皮は皮1枚でつながっています。
髪の毛があるのであまり感じられないかもしれませんが、実は頭皮も顔と同様に加齢や筋肉の衰えによってたるみが生じてしまうのです。
頭皮がたるめば、地続きになっている顔にもたるみが発生してしまいます。
目立ちやすいのは頬ですが、まぶたや額にもその影響が及ぶのです。
・眉間にシワを寄せるクセ
イライラした時に、つい眉間にシワを寄せてしまう方も多いでしょう。
眉間にシワが寄るとどうしても額の皮膚まで寄ってしまい、シワが目立ちやすくなります。
さらに、眉間にシワを寄せる行為は大抵イライラしている時になりますが、体にストレスがかかっていると体内のビタミンCが破壊されてしまい、肌に十分なビタミンCが届かなくなってしまいます。
悪循環となり額のシワがよりできやすくなるため、注意が必要です。
・スマートフォンの使い過ぎ
額のシワとスマートフォンの使い過ぎは一見関係ないように思えるかもしれませんが、実は深く関係しています。
目の周りの筋肉が衰えてくるとまぶたがたるみやすくなります。
たるんだまぶたを目の周りの筋肉に代わって持ち上げているのが額の筋肉です。
額の筋肉が常に酷使されるような状況にあるせいで、シワができやすくなってしまいます。
スマートフォンを使い過ぎると眼精疲労に陥ります。
眼精疲労によってまぶたがたるみ、額の筋肉が酷使される状況を作ってしまうため額のシワにつながるのです。
特に、猫背の状態でスマートフォンばかり見ていると、姿勢の歪みから血液の巡りが悪くなりむくみやすくなったり、下を向いた状態になるので目の周りの筋肉が衰えやすくなります。
額のシワはもう作らない!対策方法
額のシワを作らないようにするためには、どのような方法が効果的なのでしょうか?
ここからは、額のシワを作らないための対策方法をご紹介します。
・保湿&UVケアは欠かせない!
他のシワ対策と同様に、額も保湿とUVケアによってシワ対策が行えます。
毎日丁寧にスキンケアをされている方でも、額を重点的にケアされている方は少ないのではないでしょうか。
額のシワが気になる時は、シートマスクなどを使って額全体を保湿成分が行き渡るようにしましょう。
また、肌のハリを支えるコラーゲンは紫外線による影響を受けてしまいやすいため、額にもしっかりと日焼け止めを施すことが大切です。
・目の周りの筋肉を鍛える
目の周りの筋肉が衰えてしまうせいで額のシワにつながってしまいます。
そうならないためには、目の周りの筋肉を鍛えることが大切です。
①目を見開き、右に3回大きく回します。
②次に、左に3回大きく回します。
これだけで目の周りの筋肉を鍛えられるので、毎日取り組んでみましょう。
目を回す時は、おでこにシワが寄らないように注意してください。
・スマートフォンを使い過ぎる習慣をなくす
現代においてスマートフォンは欠かせないアイテムとなっているため、額のシワをなくすためにスマートフォンを手放すということはできません。
しかし、必要のない時でもつい使ってしまうという方は、その習慣をできるだけなくすようにしてみましょう。
特に就寝前につい何時間もスマートフォンを見てしまう方は、寝る1時間前にはスマートフォンを見ないようにします。
この習慣は額のシワ防止だけでなく、質の良い睡眠にもつながるのでおすすめです。
・頭皮をマッサージする
頭皮のたるみからくる額のシワは、頭皮マッサージを行うことで予防することができます。
固まった頭皮を揉みほぐすと、額だけでなく顔のリフトアップにもつながるでしょう。
頭皮のマッサージは指の腹を使って行う方法や、ブラシを使って地肌ごとほぐしていく方法もあります。
今回は額のシワができてしまう原因や対策方法についてご紹介してきました。
額のシワは十分なスキンケアを行っていても、表情のクセやスマートフォンの使い過ぎなど習慣になっていることからシワを作ってしまう可能性があります。
額にシワがあるとどうしても老けて見られがちです。
そのため、額のシワを作ってしまうような習慣は改善していきましょう。
もちろん、毎日のスキンケアやUVケアも忘れてはいけません。
額のシワが気になる時は、額も集中的にケアするようにしてみましょう。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。