これ以上目立たせないために!毛穴を小さくするためのポイント4つ
2020.6.18 スキンケア

丁寧なスキンケアを心掛けていても、年齢と共にどうしても気になってしまうのが毛穴です。
毛穴が開いてしまうとファンデでもなかなか隠し切れないので、どうしても老けた肌という印象が強くなってしまいます。
今回は、毛穴レスの美肌を目指すために知っておきたい、毛穴を小さくするポイントについてご紹介します。
ぜひデイリーケアを見直して、毛穴の悩みを解消しましょう。
毛穴が開く原因
まずは、年齢と共になぜ毛穴が開いてしまうのか、原因を4つ確認してみましょう。
①皮脂の過剰分泌
毛穴からは皮脂が常に分泌されます。
皮脂は肌の潤いを守るために必要ではあるものの、過剰に分泌されれば肌トラブルの元です。
特に、元々オイリー肌の人や、年齢と共にホルモンバランスが乱れてしまった人は、皮脂が過剰に分泌されやすい傾向があります。
皮脂の過剰分泌が起きると、毛穴は押し広げられ毛穴が開く原因となります。
②角質詰まり
毛穴の内側の角質は肌のターンオーバーが正常なら自然と剥がれ落ちます。
しかし、年齢とともにターンオーバーが乱れると角質が毛穴の中に溜まって詰まり始めます。
毛穴に詰まった角質が角栓です。
角栓が目立つようになると、毛穴パックなどで無理に除去しようとする人も多いでしょう。
しかし、角栓は皮膚とつながっているので、無理に押し出すと毛穴はどんどん広がっていきます。
③たるみ
年齢を重ねていくうちに肌のコラーゲンや水分は減り新皮がへたって、肌のたるみが起こります。
30代以降になれば、毛穴周りもたるんで毛穴が楕円形に広がってしまいます。
④乾燥
肌の乾燥は美肌の大敵で、毛穴開きの原因の1つです。
乾燥すると肌の表面を守るために皮脂が分泌されます。
ターンオーバーが乱れがちになる30代以降は、乾燥による過剰な皮脂分泌から角栓ができやすく、毛穴が広がる原因となります。
特に、肌が保持できる水分量は年齢を重ねるごとに少なくなるため、徐々に乾燥しやすくなるのです。
若い頃とは肌の状態が変わり、これまでオイリー肌だと思っていた人も実は肌が乾燥しているというケースは多いです。
乾燥が毛穴開きの原因になっていないか、年齢に合ったケアができるかは見直してみてください。
毛穴を小さくするための4つのポイント
毛穴が開く原因に心当たりがあった人は、ぜひ普段の何気ない習慣にも気を遣ってみましょう。
毛穴を小さくするためのケアは、スペシャルケアや特別なグッズに頼るより、日常の習慣を見直して行う方が効果的です。
毛穴を引き締めて毛穴を小さくするために見直したい4つのポイントをご紹介します。
①洗顔は優しく!
毛穴の汚れをかき出そうとスクラブ入りの洗顔料などを使い、指で擦ってはいけません。
ゴシゴシ洗ってしまうと、かえって肌を傷付けてキメが荒れてしまい、毛穴が開く原因を作ってしまいます。
皮脂分泌が気になるからと洗浄力の強い洗顔料を使うことも避けましょう。
洗浄力の強い洗顔料で必要な皮脂まで取り除いてしまえば、より皮脂分泌が促されてしまします。
おすすめは、メイクをオフするクレンジング剤で肌の皮脂を優しくオフする方法です。
ナチュラルメイクの人ならミルク系、しっかりメイクの人ならオイル系など適したクレンジング剤を選んで、クルクルと優しく円を描きながらメイクと一緒に皮脂を浮かせるようにします。
クレンジングの後には洗顔料を泡立てて、泡のクッションで優しく洗いましょう。
すすぐ際にはシャワーなどを直接当てずに、手で水をすくって丁寧にすすいでください
②保湿は正しく!
皮脂が気になるからと保湿を控えめにするのは危険です。
乾燥は毛穴開きの大きな原因なので、肌が水分を保てるように正しい保湿を心掛けましょう。
洗顔した後は、素早く保湿ケアを行います。
化粧水を肌の中まで浸透させるように、適量を3回程度に分けてつけましょう。
まずは手のひらを使って内側から外側に、次に指の腹で上から下にタッピングします。
最後に手のひらで押して、肌がふっくらしているかをチェックしてみてください。
化粧水の後の乳液やクリームは適量を守って、フタをするイメージで塗りましょう。
③肌に良い食生活
美肌は外側からではなく体の内側から作られるので、肌に良い食生活も心掛けてください。
毛穴が気になる人におすすめの栄養素は、肌のダメージを修復するビタミンCです。
ビタミンCはコラーゲンの生成を促進したり、肌のターンオーバーのサポートもしてくれるので美肌ケア・毛穴ケアには欠かせません。
また、水分もしっかり摂るようにしましょう。
水分をたっぷり摂取すると、新陳代謝が良くなります。
④美肌メイク
開いた毛穴を隠すために、ベースメイクを厚塗りすることはおすすめできません。
化粧下地をていねいに塗り、ベースメイクをきちんとすることが大切です。
あくまでもファンデーションは薄付きを意識して、BBクリームも適量を守って使用しましょう。
毛穴が目立たない美肌は、年齢を超えた美しさのベースとなります。
肌のコンディションが整うと、気持ちまで晴れやかになり笑顔にも自信が生まれるでしょう。
ぜひ、毛穴を引き締めるポイントを毎日の習慣に取り入れて、輝く美肌を手に入れてみてください。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。