シワとほうれい線は違う?原因と対策
2022.4.9 スキンケア

年齢とともにシワとほうれい線に悩む方は多くなっています。
常日頃から肌のコンディションを整えていても、シワやほうれい線は出てきてしまいやすいものです。
しかし、シワとほうれい線を同じものと考え同じケアをしてしまっていませんか?
実は、それぞれで原因が異なるため、対策も違う方法を取り入れる必要があります。
今回はシワとほうれい線の違いや原因、対策までを解説していきましょう。
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シワとほうれい線の違いとは?
シワとほうれい線はどちらも年齢とともに目立ちやすくなることから、同じように捉えている人も少なくありません。
しかし、それぞれの特徴を知ることで別物であることが分かってきます。
まずは、シワとほうれい線について解説していきます。
・シワとは
シワは、肌のハリやキメがなくなってたるんだことで皮膚がよれてしまったことでできてしまいます。
肌のハリやキメは、本来コラーゲンやエラスチンなどの成分と顔の表情筋によって保たれています。
しかし、加齢や紫外線、乾燥などによってコラーゲンなどの成分が失われたり表情筋が減少したりすることで、肌がたるみ皮膚がよれやすくなってしまうのです。
・ほうれい線とは
ほうれい線は顔の骨格や筋肉などでできる溝のことで、年齢に関係なく生じます。
人によって骨格や筋肉の付き方は異なるため、ほうれい線となる溝の深さも変わってくるのです。
ただし、ほうれい線はシワと同様に加齢などが原因でより深まることがあります。
加齢によって気になるようになった場合、ほうれい線上の脂肪が減少したことや表情筋が減少したことで目立つようになってきたことが考えられるでしょう。
シワとほうれい線は違うケアが必要?
シワとほうれい線はできる原因が異なります。
シワは皮膚がよれた結果できるものですが、ほうれい線は骨格や筋肉などによって刻まれている溝です。
どちらも悪化する原因として加齢や紫外線、乾燥が挙げられますが、シワは日頃からのスキンケアや紫外線対策などを徹底していれば、シワの少ない肌を目指すことは可能です。
しかし、ほうれい線は骨格や筋肉などによって元々刻まれている溝なので、シワと同じようなケアでは改善しにくくなっています。
ほうれい線が目立つようになってしまうのは、肌のたるみが大きな原因として考えられています。
そのため、たるみを改善するための対策が必要です。
ほうれい線には生活習慣の改善とたるみへのアプローチが大切!
ほうれい線を目立たなくするためには、生活習慣の改善とたるみへのアプローチが必須となります。
まずは、ついやってしまいがちな生活習慣を見直すことから始めてみましょう。
ここからは、生活習慣の改善とたるみへのアプローチ方法について解説していきます。
【ついやってしまいがちな生活習慣を見直す】
ほうれい線は元々ある溝ではありますが、目立ちやすくなる生活習慣もあります。
ついやってしまいがちな癖でもあるので、当てはまっていないか見直してみてください。
・頬杖をつく
・食事の際には片方の歯ばかりを使う
・寝る時にはいつも同じ方向を向く
・ほうれい線が気になって念入りなメイクをする
【たるみへのアプローチ】
たるみへのアプローチ方法は大きく3つに分けられます。
・スキンケアで保湿を重視する
肌が乾燥することで、コラーゲンやエラスチンなどへのダメージを大きくしてしまうことから、日頃から保湿ケアを徹底して行いましょう。
化粧水・美容液・乳液・クリームの順にしっかりとした保湿ケアを心掛けてみてください。
使用する美容液は、肌にハリ感を与えてくれるようなものを選びましょう。
ジュランツのウルトラセラムⅢはハリ感だけでなくセラミドなどの保湿成分も入っているので、ハリ感と保湿どちらも重視したい場合におすすめです。
・表情筋を鍛えるトレーニングを取り入れる
ほうれい線が目立ってしまう原因となる表情筋を鍛えるトレーニングを日々に取り入れてみてください。
特に口元や口角の表情筋を鍛えることで、ほうれい線が深くなる皮膚のたるみへアプローチできます。
トレーニングは続かないという人は、人とコミュニケーションをとる際に少しだけ意識してみてください。
表情筋はその名の通り、表情によって使われる筋肉です。
表情を変えられるように誰かとコミュニケーションをとっていくことも対策となります。
・たるみ解消のマッサージをしてみる
たるみケアには顔のマッサージをして、血流を良くすることも大切です。
蒸しタオルを顔に当てて血行を促進してから、クリームなどを使って優しくマッサージしてみてください。
スキンケア中に取り入れれば継続しやすいのでおすすめです。
シワは様々な原因によってできるものではありますが、ほうれい線は骨格や筋肉によって刻まれてしまう溝です。
それぞれで異なるケアは必要となるものの、目立ちやすくなる原因は共通しているのでほうれい線ケアをしっかりとすることでシワの改善にもつながります。
日々のスキンケアに肌のたるみに効果的な美容液などを取り入れてみましょう。
様々な美容液がある中でも、ジュランツのウルトラセラムⅢであれば保湿成分やたるみに効果的な成分も入っていることから、ほうれい線ケアにもおすすめです。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。