意外と万能!オイルバームのすすめ
2021.12.4 スキンケア

スキンケア用品にも様々な種類があり、それぞれその時の肌質に合わせて使うものを変えているという方も多いでしょう。
これからの秋冬で乾燥しやすい時期には、オイルバームの使用がおすすめです。
バームというと保湿力が高そうなイメージを持つ方も多いですが、具体的にはどのような効果があり、クリームとどんな違いがあるのでしょうか?
今回はバームの効果や使い方などについて詳しくご紹介していきます。
バームって何?
バームとは日本語で「軟膏」を指します。
バームと言っても、リップバームやクレンジングバームなど様々なバームがありますが、どれも柔らかくて馴染みやすく保湿力が高いです。
常温では半固形状の物体で肌にのせると体温でバームがオイル状に溶け出すのが特徴で、ワセリンやミツロウなどの油脂性の高い成分を使ったものが一般的です。
植物オイルなどから抽出した進出油を使用するので肌にとても優しく、敏感肌の方でも使いやすいです。
お手入れの最後に使うと水分を閉じ込めてくれるので、蓋の役割をしてくれます。
うるおいを逃さないという効果から、乾燥対策の仕上げに使うと良いでしょう。
他にも、乾燥で皮がむけている肌やかゆみなどが出ている肌でも傷口に染みこみにくいので優しくケアができます。
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クリームとは何が違うの?
バームとクリームでは似ているようですが、使い方や効果も違ってきます。
クリームは、テクスチャーが柔らかく水に馴染みやすいので肌の浸透力が高いです。
しかし、バームとは違って傷口などにしみやすいというデメリットがあります。
バームの使い方
バームについて知ったところで、次に使い方について説明していきます。
バームには様々な使い方があるので、用途に合わせて使ってみてください。
・リップクリーム代わりやメイク直しにも使える
リップクリームには、バームに配合される成分「ロウ」に似た成分が含まれているのでリップクリームとしても使うことができます。
ツヤも出るので、リップグロスの代わりや小じわを隠す効果もあります。
また、綿棒につけて使えば直したい部分だけをメイクオフすることも可能です。
・紫外線対策
バームの中でも、シアの木の種子から作られる植物油脂成分「シアバター」が配合されたものは、紫外線を予防することもできます。
ちょっとした外出の際や肌が弱っている時の紫外線対策におすすめです。
ただし、屋外で活動する時や長時間の外出には向いていないので注意してください。
・髪や爪など全身に使える
顔に使えることはもちろん、ボディクリーム替わりやハンドクリーム替わりに使うことも可能です。
お風呂上がりの温かい肌に使えば馴染ませるのも簡単です。
髪にも使うことができるので、ヘアオイルやヘアバターのようにツヤや潤いを与えることができます。
使う時は適量を手に取って柔らかくしてからなじませるように使ってください。
手に残ったバームを爪や手に塗り込めば、手の保湿やネイルオイル代わりにも使えます。爪の縦じまやささくれが気になる時にはバームを使ってみましょう。
マッサージをする際にも使うこともできるので大変おすすめです。
他にも、花粉症の方で鼻をよくかむという方は、鼻の周りにバームを付けると乾燥や皮むけの防止になります。
バームの魅力
保湿力に優れたバームには、様々な魅力があります。
・少ない量でも十分にうるおう
バームには、少量でもしっかりとうるおう保湿力があります。
体温に触れると溶け出すので、半固形状の時はほんの少しでも問題ありません。
保湿したい場所の面積にもよりますが、最初から取りすぎずに少ない量から伸ばしていくようにしましょう。
・季節の変わり目には最適
肌にトラブルが起きやすいのは季節の変わり目です。
寒くなってくると、いつも行う保湿だけではなんだか物足りないなと感じてしまうかもしれません。
そういった時こそ、バームを使うと良いでしょう。
乾燥が気になる部分にクリーム代わりにバームを使ってみてください。
・持ち運びしやすい
バームは半固形なので持ち歩きやすいです。
持ち歩いている際に漏れる心配もなく、大半のものが軽量のものが多いので持ち運びにも適しています。
・外出先でも使える
持ち運びもしやすいということから、外出先で乾燥を感じた時にいつでも塗れるのも魅力です。
ポーチの中に入れておくだけで乾燥も怖くないでしょう。
全身使える万能バームはリファイン オイルバームがおすすめ
ジュランツシリーズから販売される「リファイン オイルバーム」は唇や爪、顔やボディの乾燥や肌荒れが気になる部分など、どこでも気軽に使うことができるので乾燥や乾燥による肌荒れが気になる方には大変おすすめです。
オリーブ果実油(オリーブオイル)が角質層からの水分蒸散を防止し、肌を柔らかくしてくれます。
乾燥肌に不足しがちのセラミドが配合されているので、角質層の保湿機能を守ることができます。
また、自然由来のオイルを使っているので、肌が弱い方でも安心して使うことが可能です。
香りもオレンジやゼラニウムのアロマがほんのり香るのでリラックス効果も得られます。
おすすめコスメ
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)
皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)
お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)
細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果
それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。