美容パックにも種類がある!それぞれの正しい使い道とは?
2021.10.26 スキンケア
毎日またはスペシャルケアとして美容パックを使う方は多いでしょう。
パックというとシートタイプが定番ですが、その他にピールオフや洗い流しタイプが存在します。
それぞれ使い方も違えば、得られる効果にもやや違いがあります。
今回は3つのパックの特徴と期待できる美容効果、さらに正しい使い道についてご紹介しましょう。
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シートパックの特徴と使い道
シートに美容成分を染み込ませ、それを顔にのせて使うタイプです。
保湿成分や美白成分などがたっぷり含んでおり、一定時間肌にのせてパックすると肌に成分を浸透させることができます。
肌荒れや加齢による老化に悩む人に適したパックです。
シートと肌が密着していないとパックの効果が半減するので、穴や切りこみを顔のパーツごとに合わせ、髪の毛などが入り込まないように気を付けてフィットさせてください。
置く時間はメーカーによって異なりますが、5分から10分としている商品が多いです。
時間が長ければ長いほど美容成分が浸透されると勘違いする人もいますが、長時間放置するとパックはどんどん渇き、逆に肌の潤いを奪ってしまいます。
そのため、シートパックを使う時は商品ごとの使用時間を守りましょう。
洗い流すパックの特徴と使い道
顔に塗布したら数分程置き、洗い流すタイプのパックです。
泥やクリーム、ジェル、泡、炭酸など種類豊富で、配合される美容成分と効果も様々です。
洗い流すパックも美容成分が豊富なので、シートタイプ同様に肌へ美容成分を浸透させることが可能です。
また、成分によっては角質や汚れの除去に特化したパックもあり、肌荒れやニキビなどの予防にもつながります。
古い角質や毛穴汚れが取り除かれることで、パック後に使う化粧品の浸透力がアップする効果にも期待できます。
洗い流すパックは保湿力が高いので、乾燥しやすい部分から順に塗るのがおすすめです。
パックの厚さによって乾燥にかかる時間も変わってくるので、内側から外に向かって均等の厚さに伸ばしながら塗布すると良いです。
そして、パックを洗い流す時は35℃程度のぬるま湯にしましょう。
冷水はパックを完全に落とし切れず、それが毛穴や肌に残ればニキビや肌荒れの原因となってしまいます。
一方、熱いお湯は皮脂を過剰に取り除いてしまい、乾燥を悪化させてしまう恐れがあります。
せっかく浸透させた保湿成分を奪ってしまわないためにもぬるま湯を使い、すすぎ残しに注意してください。

ピールオフパックの特徴と使い道
パックは液状やペースト状となっており、それを顔に塗布して使います。
一定時間置くとパックが乾いてくるので、剥がしてからスキンケアを行いましょう。
3種類の中でも時間をかけて行うパックで、剥がす時に不要な角質や毛穴汚れを取り除くことに特化しています。
定期的に使えば美しく健康的な肌を保つことができ、使用後は化粧品の浸透力が良くなる点がメリットです。
ただし、ピールオフパックのやりすぎは過剰に皮脂を取り除くことになるので、乾燥を促してしまう可能性があります。
使用は週1~2回程度がおすすめです。
ピールオフパックの汚れ吸着力を高めるためには、毛穴が開いた状態で行うのが理想です。
ゆっくりお風呂に入って毛穴を開き、洗顔により肌を清潔な状態にした上でパックを塗布するようにしましょう。
敏感肌にも使えるドクターズコスメのシートパック
美容成分を肌に取り入れたい時はシートパックが最適です。
ただ、パックに使われるシートの質は商品によってそれぞれ異なり、素材や含まれる美容成分が敏感になった肌にとってダメージになってしまう場合があります。
敏感肌の人も安心して使えるシートパックを探している時は、美容皮膚科の観点から開発されたドクターズコスメジェランツの「リファイン リフトマスク」がおすすめです。
リファイン リフトマスクでは肌触りが気持ち良く厚みがあって丈夫なコットン100%のシートに、約1本分に相当する美容液を染み込ませています。
肌本来のハリや潤いを取り戻す3GF(EGF・FGF・IGF)を配合しており、1日中外に出ていて紫外線のダメージを受けた時のケアに最適です。
低刺激で肌に浸透しやすい美容成分なので、肌が敏感な方も安心して使えます。
さらにシートには耳かけフックがあるのでフェイスラインを持ち上げながらパックができ、肌のたるみが気になる方にもおすすめです。

今回は美容パックの種類と使い道についてご紹介しました。
シートタイプや洗い流すタイプは美容成分の浸透、洗い流すタイプとピールオフタイプは古い角質・毛穴汚れの除去に最適です。
それぞれ期待できる効果が異なるので、目的に合わせて使い分けることが大事です。
また、パックごとに放置する時間や使用頻度も違うので、商品ごとの使い方を守るようにしましょう。
美容パックは色々な商品がありますが、たるみや紫外線のダメージ、敏感肌に悩んでいる方はリファイン リフトマスクを試してみてください。
日々のスキンケアでもドクターズコスメを使うことで相乗効果に期待できます。
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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」
お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ
年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。
その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。
成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。
しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。
そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。
これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。
3つのGF、それぞれの働き
◆ EGF(上皮成長因子)


皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。
古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。
美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。
◆ FGF(線維芽細胞成長因子)


お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。
お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。
加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。
◆ IGF(インスリン様成長因子)


細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。
お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。
"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。
3GFの相乗効果


それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。
•表皮(EGF)
•真皮(FGF)
•細胞全体の代謝(IGF)
と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。
"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。
医療からスキンケアへ
本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。
その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。
医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。
まとめ
「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。
ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。
スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。
