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保湿に最適!シートマスクの正しい使い方を知ろう

2020.6.16   スキンケア

潤う美肌を手に入れるために、シートマスクを使っているという方は多いでしょう。

しかし、シートマスクの正しい使い方を知らないと、せっかくの保湿効果が半減してしまうことはご存知ですか?

今回は、保湿効果・美容効果を最大限に活かすシートマスクの使い方と、やりがちなNG行為をご紹介します。

正しいシートマスクの使い方とは

保湿に最適なシートマスクを選ぶなら、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分を含んだタイプがおすすめです。

ビタミンC配合タイプのシートマスクも保湿に効果があります。

保湿タイプの商品を選んだら、肌に潤いを与える正しいシートマスクの使い方を確認して、早速スペシャルケアをしていきましょう。

 

シートマスクを使うタイミングは?

シートマスクは体が温まり、毛穴が開いているタイミングで使うと効果的です。

毛穴が閉じた状態では、せっかくの美容成分が肌に充分に浸透しません。

お風呂上りのタイミング、もしくはシートマスクを使う前に蒸しタオルで肌を温めると良いでしょう。

 

シートマスクは洗顔後に使用する

シートマスクを使う前には、肌を丁寧にクレンジングしてください。

汚れや角質が残った肌には、せっかくの美容成分が浸透しないだけでなく、汚れが毛穴に詰まり逆効果になってしまいます。

クレンジング剤でメイクを落とし、肌の汚れや角質を洗顔で落とした清潔な肌にシートマスクを使うことが大切です。

 

前もって化粧水を塗っておく

シートマスクの多くは美容液としての目的に特化して成分が配合されているため、化粧水成分があまり含まれていないこともあります。

そのためマスクを使う際は、前もって化粧水を塗っておきましょう。

また、シートマスク中は、目元や口元などが乾燥しがちです。

マスクから出ている部分の乾燥を防ぐためにも、化粧水を塗ってから使ってください。

 

シートマスク後には油分を補給する

シートマスクは、美容成分を肌に浸透させるためのアイテムです。

そのため、使用後には肌に浸透させた成分が蒸発しないように、油分で蓋をしましょう。

乳液やクリームなどで油分をしっかり補給してください。

 

意外とやりがち!シートマスクのNG行為

シートマスクの効果を最大限に引き出そうした使い方が、実は逆効果となっている場合もあります。

意外とやりがちなシートマスクのNG行為をご紹介しましょう。

 

入浴中の使用はNG

ゆったりとお風呂に入りながらシートマスクで贅沢気分という使い方をしている方は、残念ながら美容成分を無駄にしています。

入浴中は、血行が良くなり毛穴が開いているものの、毛穴からは老廃物が汗となって出ている状態です。

せっかくのシートマスクの美容成分も肌に浸透するどころか、汗と一緒に流れてしまいます。

 

長時間つけるのはNG

シートマスクを長時間つけていると肌は乾燥してしまいます。

長くつければより保湿できるわけではないので、使用時間を守ることが大切です。

シートマスクに記載されている時間を守り、アラームなどを設定して使用しましょう。

 

毎日の使用はNG

シートマスクには一般的に美容成分がたっぷり含まれています。

毎日シートマスクを使ってしまうと、肌に与える栄養が過多となるため、使用の頻度を守ってください。

毎日使うタイプのシートマスク以外は、週に1~2回程度のスペシャルケアとしての利用が良いでしょう。

 

肌荒れ中の使用はNG

肌が荒れていてコンディションが悪い時、シートマスクでコンディションを整えようとするのは逆効果です。

シートマスクの有効成分が刺激になって、余計に肌の状態を悪くする可能性があります。

肌荒れしていない場合でも、万が一、マスク使用中に少しでも刺激を感じた場合には、すぐに外してください。

 

より効果を引き出すシートマスクの活用法

スペシャルケアのシートマスクを、よりスペシャルに使う方法もあります。

贅沢な美容成分の効果を存分に引き出す、シートマスクの効果的な活用法をご紹介しましょう。

 

ラップやシリコンマスクで密封

シートマスクをつけた上から、ラップやシリコンマスクで密封するとより美容成分が肌に浸透します。

美容成分がシートマスクから蒸発しにくくなり、保湿効果が高まるのでおすすめです。

シリコンマスクを活用すると、気になるシートマスクのズレや剥がれも防止できます。

 

特にケアしたい部分に美容液を塗っておく

シミや吹き出物の跡など、特にケアしたい部分にはあらかじめ専用の美容液を塗ってからシートマスクを使用すると効果的です。

シミの部分には美白美容液、吹き出物部分にはニキビ美容液を塗ってシートマスクを使えば、必要な成分をしっかり浸透させられて高いスキンケア効果が期待できます。

 

シートに美容オイルを馴染ませる

シートマスクに1~2滴ほど美容オイルを馴染ませてみましょう。

美容オイルの膜がシートマスクから美容成分が蒸発するのを防ぎ、より高い保湿効果が得られます。

また、美容オイルは肌馴染みが良いので、より美容成分が肌に浸透しやすくなります。

 

シートマスクを使ったスペシャルケアは、正しい使い方を知っていればより特別なスキンケアになります。

贅沢な美容成分をしっかり肌に浸透させて効果を最大限に感じたいなら、効果を引き出すシートマスクの使い方をぜひ試してみてください。

スペシャルなシートマスクこそ効果的に使って、潤う美肌を手に入れましょう。

 


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Dr.高須英津子が解説!「3GFとは?」

 

お肌の"再生力"に着目した最新アプローチ

 

年齢を重ねると、お肌のハリ・弾力が失われ、小ジワやたるみが目立ってきます。

その大きな原因のひとつが、「成長因子(グロースファクター)」の減少です。

成長因子は、もともと私たちの体内に存在し、細胞の修復や再生をサポートする重要なタンパク質。

しかし加齢とともに分泌量が減少するため、お肌は"再生のスピード"を落としてしまうのです。

 

そこで美容医療の現場で注目され、スキンケアへ応用されたのが 「3GF」。

これは「3種類のグロースファクター(EGF・FGF・IGF)」を組み合わせた成分で、総合的にお肌の若々しさをサポートします。

 

3つのGF、それぞれの働き

 

◆ EGF(上皮成長因子)

皮膚の表面にある細胞のターンオーバーを促進。

古い角質をため込まず、キメの整った明るい印象のお肌に導きます。

美容医療ではレーザー治療後の回復をサポートする目的でも用いられる、信頼性の高い成分です。

 

◆ FGF(線維芽細胞成長因子)

お肌の真皮にある線維芽細胞を増殖・活性化させ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の産生をサポート。

お肌を支える"土台"を強化し、弾力やハリ感を高めます。

加齢によるたるみや小ジワのケアに欠かせない因子です。

 

◆ IGF(インスリン様成長因子)

細胞全体の代謝を活性化し、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進。

お肌のうるおいやバリア機能をサポートし、紫外線、乾燥、大気汚染物質などの外的ストレスに強いお肌に整えます。

"肌質改善"という観点での役割が期待される成分です。

 

3GFの相乗効果

それぞれ単独でも効果が期待できますが、3つを組み合わせることで相乗的な働きを発揮します。

•表皮(EGF)

•真皮(FGF)

•細胞全体の代謝(IGF)

と、お肌の多層的なレベルに同時にアプローチできるのが「3GF」の大きな特長。

"表面だけのケア"にとどまらず、土台から整えて若々しい印象をサポートします。

 

医療からスキンケアへ

本来、成長因子は医療分野で火傷治療や組織再生の研究に使われてきたもの。

その有効性に注目し、美容医療やホームケアへ応用されたのが「3GF」です。

医師の臨床経験に裏付けられた成分だからこそ、年齢を重ねたお肌への信頼度が高いのです。

 

まとめ

「3GF」は、美容医療から誕生した"お肌の再生力"に働きかける成分。

ハリ・弾力・うるおいを支える多角的なサポートにより、年齢を感じやすいお肌を根本から立て直すことが期待できます。

スキンケアでの継続的な取り入れこそが、健やかで若々しいお肌への近道です。

 
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